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平井 宏和 教 授
Hirokazu Hirai MD, PhD
E-mail: hirai■gunma-u.ac.jp
(■は@に変えてください) |
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医学系研究科・神経生理学分野(H27.4月より脳神経再生医学分野) 教授
未来先端研究機構・神経シグナル学研究プログラム 教授
脳神経病態制御学講座 チェアマン(兼任)
生体調節研究所附属ゲノムリソースセンター センター長(兼任)
最近10年間の研究
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近況:
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プロフィール:
所属部局
・ 大学院医学系研究科・医科学専攻(博士課程)
・ 大学院医学系研究科・生命医科学専攻基礎医学系(修士課程)
・ 医学部医学科 ・ 未来先端研究機構・神経シグナル学プログラム
・ 生体調節研究所・ゲノムリソースセンター
・ 医学部附属病院・遺伝子診療部
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学 歴
1989年 神戸大学医学部医学科 卒業
1994年 神戸大学大学院医学研究科 修了 医学博士の学位授与
職 歴
1989年 神戸大学医学部附属病院 研修医(放射線医学講座)
1994年 マックスプランク脳研究所(ドイツ・フランクフルト)
フンボルト財団奨学研究員
1996年 理化学研究所 国際フロンティア研究システム
フロンティア研究員
1997年 理化学研究所脳科学総合研究センター 研究員
2001年 セントジュード小児研究病院(アメリカ合衆国・メンフィス)
スペシャルフェロー
2004年 金沢大学学際科学実験センター 助教授
2006年~ 群馬大学大学院医学系研究科
脳神経病態制御学講座神経生理学分野 教授
2009年~ 群馬大学生体調節研究所附属生体情報ゲノムリソースセンター
センター長(併任)
2011年~ 群馬大学大学院医学系研究科脳神経病態制御学講座
チェアマン(併任) (脳神経病態制御学講座は、神経生理学、脳神経外科学、神経内科学、病態病理学、眼科学から構成されています。)
2014年~ 群馬大学未来先端研究機構・神経シグナル学研究プログラム
教授
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2002年 科学技術振興事業団 さきがけ研究者 ~2006年
2006年 独立行政法人科学技術振興機構 SORST研究者 ~2009年
2009年 中華小脳萎縮症病友協会 顧問医 ~2011年
2011年~ 日本神経科学学会 ホームページ編集小委員会 委員長 ~2013年
2011年~ 国際放射線神経生物学会 理事
2012年~ 全国脊髄小脳変性症・多系統萎縮症友の会 医療顧問
2014年~ 日本神経科学学会 庶務理事
2015年 国際放射線神経生物学会 第5回大会 大会長(2015年2月21日開催)
ACADEMIC
DEGREES:
M.D. |
1989 |
Kobe University, School of Medicine, Japan |
Ph.D. |
1994 |
Kobe University, GraduateSchoolof Medicine, Japan |
PROFESSIONAL
APPOINTMENTS:
1989-90 |
Resident, Department of Radiology,
Kobe University Hospital, Japan |
1994-96 |
Postdoctoral Fellow, Dept. of Neurochemistry, Max-Planck Institute for
Brain Research, Frankfurt/M, Germany |
1996-2001 |
Staff Scientist, Lab. for Synaptic Function (Prof. Masao Ito), RIKEN Frontier Research Program,
Staff Scientist, Lab. for Memory & Learning, (Prof. Masao Ito), RIKEN
Brain Science Institute (BSI), Japan, |
2001-02 |
Special
Fellow, Department of Developmental Neurobiology,
St. Jude Children’s Research Hospital, Memphis, TN, USA |
2002-06 |
PRESTO Researcher, Japan Science Technology Agency (JST) |
2003-04 |
Visiting Associate Professor, Kobe University Graduate School of Medicine |
2004-06 |
Associate Professor, Kanazawa University Advanced
Science Research Center |
2006- |
Professor, Department of Neurophysiology, Gunma University Graduate School
of Medicine |
2006-08 |
Visiting Professor, Kanazawa University Graduate School of Medicine |
2009- |
Director, Gunma University Biosignal Genome Resource Center |
2011- |
Chairman, Division of Medical Neuroscience, Gunma University Graduate School
of Medicine |
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金沢大学医学部特別講義 (金沢大時代の研究室出身者田中君と)
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金沢大学医学部2年生の特別講義に行ってきました。毎年この時期になると行くのですが、いつも講義をご依頼いただいている東田教授が今年度で退官されるので、今回が最後となりました。 金沢に定期的に行くのもこれが最後と思い、2004年から06年まで私の金沢大学の研究室学生メンバーであった田中君(当時、医学部3年生)に連絡しました。田中君は金沢大学病院に勤務していると思っていたのですが、福井の市立敦賀病院(外科)に赴任していました。しかし、仕事を早く切り上げて、わざわざ金沢まで来てくれました。下の写真ですが、田中君がこのホームページに載せてほしい、とのことでしたので、掲載しました。(2011.10.05) |
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2011年の日本神経科学大会(横浜) |
日本神経科学大会2011において群馬大学グローバルCOE神経科学グループのアカデミックブースを出展しました。 |
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細井先生のポスター発表 |
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アントン君のポスター発表の前で |
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学会が終わって中華街に出かけました。行く店がわからず地図を見ている飯塚君と修士の学生。 |
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研究テーマ: |
小脳を対象とし、記憶・学習のメカニズムを分子から行動レベルで解明する研究と、
ウイルスベクターを用いた神経変性疾患(特に脊髄小脳変性症)の遺伝子治療法開発を行なっています。 |
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学生へのメッセージ: |
大学院以外でも、学部学生で研究をしてみたい人を募集しています。気軽に見学に来てください。希望者は私に連絡してください。 |
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保有資格: |
- 医師免許
- 第一種放射線取扱主任者(研修医のとき取得)
- 日本医学放射線学会専門医一次試験合格(H5年)
- 日本救急医学会ICLSアシスタントインストラクター(H22)
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研究分野: |
神経科学・脳科学、遺伝子治療、ウイルスベクター開発 |
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これまでの主な研究成果 |
- NMDA受容体のNR2がグルタミン酸結合サブユニットであること
(NR1にはグリシンしか結合しないこと)を発見。
- AMPA受容体のGluR2サブユニットのリン酸化部位(Ser880)の発見。
- Ser880がPKCによってリン酸化されるとGRIPとの結合が乖離することを報告。
- GluR2 Ser880のPKCによるリン酸化が小脳LTDを誘導することを発見。
- HIV由来レンチウイルスベクターを用いた神経細胞への特異的かつ効率的な外来遺伝子発現法を開発。
この方法を使い、CD38欠損マウスの視床下部の神経細胞にCD38を再発現させ、社会認識記憶を回復させる研究がNatureのArticleに掲載された。
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主な論文・著書:Selected publication |
- Shuvaev et al.
Mutant PKC{gamma} in spinocerebellar ataxia type 14 disrupts synapse elimination
and long-term depression in Purkinje cells in vivo.
Journal of Neuroscience 31(40):14324-34, 2011
- Sasaki et al.
The PtdIns(3,4)P(2) phosphatase INPP4A is a suppressor of excitotoxic neuronal
death.
Nature 465(7297):497-501, 2010
- Torashima et al.
Lentivector-mediated rescue from cerebellar ataxia in a mouse model of
spinocerebellar ataxia.
EMBO Reports 9(4):393-9, 2008
- Jin*, Liu*, Hirai* et al. (*Equivalent first authors)
CD38 is critical for social behaviour by regulating oxytocin secretion.
Nature 446(7131):41-45, 2007
- Hirai et al.
Cbln1 is essential for synaptic integrity and plasticity in the cerebellum.
Nature Neuroscience 8:1534-1541, 2005
- Hirai et al.
Rescue of abnormal phenotypes of the delta2 glutamate receptor-null mice
by mutant delta2 transgenes.
EMBO Reports 6:90-95, 2005
- Hirai* et al. (*Corresponding author)
New role of delta2-glutamate receptors in AMPA receptor trafficking and cerebellar function.
Nature Neuroscience 6:869-876, 2003
- Hirai H* & Launey T. (*Corresponding author)
The regulatory connection between the activity of granule cell
NMDA receptors and dendritic differentiation of cerebellar Purkinje cells.
Journal of Neuroscience 20(14):5217-24, 2000
- Matsuda S, Launey T, Mikawa S, Hirai H*. (*Corresponding author).
Disruption of AMPA receptor GluR2 clusters following long-term
depression induction in cerebellar Purkinje neurons.
EMBO Journal 19(12):2765-74, 2000
- 平井宏和:神経細胞選択的なHIV由来レンチウィルスベクターの作製法
羊土社・実験医学 Vol.24 No.19(12月号) 2006, 2997-3001
- 平井宏和:遺伝子レスキューマウス作出による小脳の運動学習機構の解明
実験医学 Vol.23, No.8 (5月号) p1170-p1175, 2005.
その他、First authorまたはCorresponding authorの主な論文
- Nature Protocols 2007
- Neuron 1997
- PNAS 1996
- J. Neurophysiol. 1995
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所属学会: |
日本神経科学学会、日本生理学会(評議員)、日本遺伝子治療学会、
日本医学放射線学会、米国神経科学学会 |
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