アデノ随伴ウイルスベクターを迅速に作製する手法を開発
ウイルスベクター開発研究センター 平井 教授と医学系研究科 今野 講師は、血液脳関門透過型のアデノ随伴ウイルス(AAV)ベクターであるAAV-PHP.eBを迅速かつ簡便に作製する手法を開発いたしました。本手法を用いれば、一般的な培養環境のある研究室において、容易にAAV-PHP.eBを作製できるようになります。このことにより、国内でも遺伝子治療用のベクターとしての利用が始まっているAAVベクターの研究開発や、脳神経科学の基礎研究を、大きく加速させる効果が期待されます。
本研究成果は、2020年8月15日付の「Journal of Neuroscience Methods」の電子版に掲載されました。
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