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MD-PhDコースの川畑君(医学科5年生)の論文がMolecular Therapy Methods Clin Dev (IF: 5.849)に掲載されました。

A blood-brain barrier-penetrating AAV2 mutant created by a brain microvasculature endothelial cell-targeted AAV2 variant
Hayato Kawabata, Ayumu Konno, Yasunori Matsuzaki, Hirokazu Hirai
Molecular Therapy – Methods & Clinical Development
Volume 29, 8 June 2023, Pages 81-92
https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S2329050123000268

これまでの当研究室の学部学生「筆頭著者」論文
澤田君、高山君(Cerebellum, 2010. IF: 3.648)
斉田英恵さん(Gene Therapy, 2014. IF: 4.184)
星野千秋さん(Molecular Brain, 2021. IF: 4.399)
川畑勇人君(今回、Molecular Therapy Methods Clin Dev, 2023. IF: 5.849)

これまでの当研究室の学部学生の「共著」論文
河内美香さん PNAS 2022, 平賀君 Commun Biol 2022, 田中君、箱田さん、増田君、宮田君 Molecular Therapy 2019など

今回、MD-PhD学生の川畑君が一生懸命、実験を重ね、論文にすることができました。

静脈内投与されたアデノ随伴ウイルス(AAV)ベクターは血液脳関門(BBB)を透過しませんが、AAV9は例外的に少し透過します。そのようなことで、これまで報告されているBBB透過型AAV変異体は、全てAAV9由来です。
一方、AAV2はわずかながら脳微細血管の内皮細胞に感染して遺伝子発現します。AAV2の変異体BR1は、脳の血管内皮細胞に高効率で感染して血管内皮に遺伝子発現することが報告されています。
本論文では、AAV2-BR1に一つだけアミノ酸変異を入れたBR1NがBBBを透過し、ニューロンに効率的に遺伝子発現することを示しました。

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